« 暴力について | メイン | Amazonマーケットプレイスで海外からCDを買ってみた »
2009年6月 9日 (火)
■ 1984年と「シンフォニエッタ」
「1Q84」では、ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」という曲が重要なモチーフとして多用されているのですが、1984年とシンフォニエッタのつながりを偶然発見しました。
1984年度の全日本吹奏楽コンクールの課題曲の一つが「シンフォニエッタ」なのです。
("ヤナーチェクの" シンフォニエッタではありませんが)
これって偶然?
にしてはでき過ぎですよね。。。
村上春樹がそこまで考えてモチーフを選んでいたとしたらすごいですね。
話はヤナーチェクのシンフォニエッタに戻りますが、冒頭部分はAmazonの試聴などでも聞くことができます。
金管楽器とティンパニが奏でる華やかなファンファーレは、オーケストラというよりも吹奏楽の曲のような印象ですね。
先日吹奏楽団のコンサートに行ったからというわけではないですが、なんとなく興味が湧いたので、作中でも触れられているジョージ・セル指揮のシンフォニエッタを注文してみました。
そういえば、少し前にあった1Q84の増刷騒動の記事で、ソニーミュージックがこのCDを増産することにしたということも報道されてたっけ。
ミーハーと言えばそのとおりなのですが、こういうきっかけを利用して自分の世界を広げていくのも悪くないかな、と思っています。
投稿者 yone : 2009年6月 9日 20:31