« 移転プロジェクト終了! | メイン | Suica・Pasmoの返却方法 »
2010年6月 1日 (火)
■ スターバックス 目黒権之助坂店とのお別れ
はじめは「自分へのご褒美」でした。
ずっと始業時間ぎりぎりに出社していた僕が朝早く出社するようになったのは、ちょっとしたきっかけから、相方と一緒に出勤するようになったためでした。
「新宿で9時始業」の相方と一緒に出勤すると、「目黒で9時半始業」の僕は必然的に早朝出社組になります。
そんなふうに頑張って朝早く出社できた自分へのご褒美に、僕は通勤コースにあるスターバックス 目黒権之助坂店でコーヒーを買うようになりました。
最初は「起きれたときだけ」だった早朝出社がやがて習慣となるにつれて、必然的に僕がスタバによる機会も増えていきました。
そんな生活が1ヵ月も続いたでしょうか。
いつのまにか会計の際に「いつもありがとうございます」と声をかけられるように。
そんな「馴染みの店」ができたのは生まれて初めての経験でした。
僕が「カフェミスト」というスタバのメニューの中でも(たぶん)マイナーなドリンクをいつも注文するからでしょうか。
2ヵ月、3ヵ月と通い続けるに従って、店員のお姉さんの方から「カフェミストでよろしいですか?」と声をかけられるようにもなりました。
これが、いわゆる「いつものやつ」か!
こうなってくると、直行などでスタバに寄れない日はなんだか調子が出ないような気がしてくるから不思議。
やがて、スタバとコンビニの2か所に寄るのが面倒になり、昼食までスタバで購入するようになっていきました。
スタバの場合ドリンクとフードを購入するとたいてい700円以上になりますが、昼食で外食するのと同じようなものか、と自分をごまかしつつ。
これはある意味依存症ですね。。。(^^;
早朝シフトのメンバーはほぼ固定となっているらしく、たいていいつも2人のお姉さんのどちらかと顔を合わせます。
目黒最後の勤務となった5月28日も、すでに顔見知りになって久しいお姉さんが立っていました。
飲み物(暑かったので今日はアイスラテ)を注文しながら「今日で最後になっちゃうんです」と言おうかどうか迷いましたが、結局言い出せないまま商品を受け取って会社へ。
「なんだか、伝えられない想いを抱えていた10代の頃に戻ったみたいだな」と思いつつ、紙袋からドリンクを取り出すと。。。
偶然なのでしょうか。。。
ドリンクにメッセージを入れてもらったのは、クリスマスのときとあと1回くらい。
決していつもあるサービスではありません。
長い移転プロジェクトのトンネルの出口に立ったその日、不思議な偶然で名前も知らないスタバのお姉さんと僕の間で秘密の回路が繋がった。
久しぶりに、そんなロマンチックな想いが胸によぎったエピソードでした。
投稿者 yone : 2010年6月 1日 23:13