« 欲しいものがなくて困る | メイン | 村上春樹作品における小便シーンの研究5 »

2009年7月 6日 (月)

 ぢごぷり(1)

木尾士目といえば、やっぱりげんしけんより四年生・五年生シリーズだよね、と思う三十路男ですがなにか?

digopuri.jpg

不細工な赤ちゃんを抱いた、巨乳・アホ毛の女の子の表紙。
裏表紙は紙おむつをつまみ上げるゴスロリの女の子。
え?
木尾士目ともあろう人が、まさか育児マンガってぇことはないよね?

......と思っていたら、本当にバリバリの育児マンガでした。
18歳の双子の姉妹が、生まれたばかりの赤ちゃん(ちなみに産んだのは姉のほう。旦那については思わせぶりな描写があるだけで、1巻では詳細は不明)の世話に追われるという一見コミカルなストーリー。

でもイイ!
絵はげんしけん以上にアニメ絵なのに、内容はリアルディープ。
この、気持ちいいくらいネガティブな子育ての描写が最高だ!!
そうだよね、やっぱり木尾士目はこうでなくちゃ!!!
というか、ここまで自分をさらけ出しちゃっていいわけ(笑)!?

子育て漫画といえばママはテンパリストうさぎドロップを読んだことがありますが、相手が生後7日目の乳児ってのは初の世界です。
そりゃあ強敵だよね。
それに、10代の出産って周囲にも相談できる友達なんかいないし、女性としても結構大変なんだろうなぁと思わせられました。
実際のところ、出産が女性の体に与える影響がこんなに大きいとは本書を読むまで知らなかったし。

そんなわけで、子供が生まれたらホント大変だよなぁ~というのがひしひしと伝わってきました。
我が家は二人だけで子育てなんかできるんだろうかねぇ。。。

投稿者 yone : 2009年7月 6日 21:53

コメント

コメントしてください




保存しますか?