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2007年8月11日 (土)
■ ヤビツ峠ヒルクライム
お盆休み初日!
雲ひとつない晴天!
横浜の最高気温は35度!!
そんな中、神奈川の聖地(← イニシャルD風)ヤビツ峠に登ってきました。
昨日寝たのが2時だったのでかなりキツかったのですが、目標より30分遅れでなんとか7時に起床。
今日はロングライドになる予定なので、軽く食事をして8時過ぎには自宅を出発しました。
横浜から16号を西へ向かい、途中見つけたなか卯で朝食。
町田の手前で左折して246号に入り、秦野を目指します。
246号は郊外によくある立体交差が多いタイプのバイパスで自転車にとってはかなり走りにくい道ですが、急な階段を自転車を押して登ったりしながらもソコソコ順調に伊勢原市まで到達。
ここで急所、新善波トンネルに遭遇しました。
これからヤビツの坂を上る前だというのに、数キロに渡って続く上り坂は結構しんどいです。(^^;
激坂ではないですが、途中登坂車線があるくらいなので長い距離はキツい……。
トンネルを抜けると富士山が見えるはずなのですが、今日はガスがかかっていて何も見えず。
軽快に坂を下っていくと、意外とすぐヤビツ峠への道が現れました。
最初は登ったり下ったりしながら住宅地の中を抜けていくのですが、既にこのへんから疲れてます。(^^;
途中、峠に向かう三叉路にあるコンビニで水とジュースを補給。
ジュースを一気飲みしてエネルギーを補給してから、いよいよ峠に向かってヒルクライム開始です。
とはいっても、既に足が売り切れ状態なので大した坂でなくともノロノロ状態。
ヤビツ峠はスタートから1/3あたりまでが最も勾配が急なのですが、勾配10%の坂(路面にドーナツ型のデコボコが付いている急坂用の舗装になってます)を登っている時には、もう諦めて自転車を押そうかと思いました。(^^;
上から颯爽と降りてくる他のチャリダーの人たちの羨ましい&恨めしい……。
それでも何とか根性で菜の花台までたどり着いて一休み。
ここまでで全体の2/3ほどです。
菜の花台を過ぎると傾斜は比較的穏やかになります。
一休みしたせいもあって序盤に比べるとだいぶ楽だな~と思っているうちに(それでもノロノロ運転なのは相変わらずですが)、なんだかあっけなくゴールに到着してしまいました。
で、お約束の記念写真。
他のチャリダーさんのページでも ↑ のような写真は良く見かけるので、「それだけじゃつまらない」 ということで……。
ヤビツ峠のバス停
ヤビツ峠のトイレ
ヤビツ峠の売店
峠の頂上とはいっても特に何も無いので(^^;、写真を撮り終えるとすぐ裏ヤビツ側へ下り始めました。
1~2キロほど下ると有名な護摩屋敷の湧き水を発見。
この猛暑だというのに、今日も大勢の人が水を汲みに来ていました。
中には、ゴムホース持参でトラック一杯のペットボトルに水を詰めている人も……。
僕も、ヒルクライム中に空っぽになったボトルに冷たい水を一杯に詰めさせてもらいました。
裏ヤビツ側は勾配が比較的ゆるやかで、川や滝などもあって自然が楽しめる場所。
子供の叫び声が聞こえてくるな~と思いながら走っていくと、キャンプ場に大勢の家族連れが来ていました。
普通に自転車でツーリングするならこちら側の方が絶対楽しいですね(笑)。
裏ヤビツを下り終えると、宮ヶ瀬湖の西岸に沿って北上。
ビジターセンターに寄って遅い昼食をとることにしました。
チョイスしたのは 「びんずる」 の 「びんずるライス」。
タレをかけたご飯の上に、ソテーしたベーコンとちくわ、細切れのたくあんとしば漬けを乗せ、たっぷりと刻み海苔をかけたという 「冷蔵庫の余りモノ料理(笑)」 っぽい感じですが、タレや全体の具材のバランスが良くて結構美味しかったです。
一休みした後は、宮ヶ瀬湖北岸の町営林道を通って東へ。
入口に 「19時~7時は通行禁止」 と書いてあって果たして通っても大丈夫か不安でしたが、道自体は広くて立派なもの。
アップダウンもさほど無くて良かったのですが、トンネルの中が真っ暗なのにはちょっとビビりました。
もちろん入口すぐの場所はライトが点いているのですが、少し奥の方になると完全に真っ暗。
ライトに照らされた一点に必死に目を凝らして走っていると段々平衡感覚がおかしくなり、狭い歩道から落ちそうになって怖いです。
そうまでして東岸側に移動したのは、デザートに服部牧場のアイスを食べたかったから。
ソフトクリームを買って外に出たのはいいものの、猛暑のせいであっという間に溶けてしまいゆっくり食べる余裕がありませんでした(笑)。
ソフトクリームでエネルギーを補給した後は、16号目指して橋本方面へ。
「ようやくアップダウンから解放される!」 と喜んだのもつかの間、横浜方面に右折した瞬間強い向かい風が……。
ここから自宅までまだ30km以上あるのに、半分心が折れそうです。(^^;
幸い16号は町田のあたりまでずっと緩やかな下り坂なので、向かい風に吹かれながらもソコソコ快調なペースで走行。
保土ヶ谷近辺のアップダウンには 「もう遠慮します」 という感じでしたが、それでもなんとか日が落ちる前に自宅に帰り着くことができました。
自分探しの旅の前のトレーニングと思って長距離走ってみたけど、いやはやかなりお腹一杯な一日でした……。(^^;
投稿者 yone : 2007年8月11日 23:22